リンパリンパって言うけど、なんだかよくわからんよね。
今回はちょっとだけ真面目なお話です。が、理解すると「オイルマッサージ」がより有意義になると思われるので、是非お時間のある時にご一読くださると嬉しいです。
「ゆたの蒲田整体院」でも行っております、オイルマッサージ。管理人も大好きです。そもそも気持ち良い。しかもリンパに良い。…ってあれ?リンパって何?よく名前は聞きますが、実際にどんな役割をして、どんなところにあるのか、疑問に思ったことはありませんか?
ここで、本日はオイルマッサージをしてくださるたくさんのお客様に、ただ単に気持ちがいいだけでなく、どんな効能があるのか、ちょっとだけ簡単に解説してみたいと思います。
そもそも「リンパ」ってなんなのよ
いやいやいやいやいや、、、、全然わからんやん💦
翻訳すると、リンパ液とは、「毛細血管から出た水分のうち、再吸収されずに組織間隙に残った組織液(組織間液)のことです。」(もともとは血液の一部だったってことですね)
リンパにはリンパ球、脂質、無機塩などが含まれています。このリンパ液を回収して血管内に戻す役割を果たしているのがリンパ管で、全身を巡っています。
ほぼほぼ全身をめぐっていますね。
で、なんのためにあるの?(リンパの役割)
まずリンパは免疫機構を持っていますのでウィルスが入ってきた際に撃退してくれるリンパ節が重要になってきます。
風邪をひいたときにリンパ節が腫れたりするのは、リンパ節の中で、ウイルスと白血球が戦っている証拠なわけです。リンパは体中をはり巡っている状態なので、体のどこかで異常があったら、周囲から白血球を集め、異物に対処するという役割があります。
一方で、リンパは心臓に向かって一方通行で老廃物を回収しながら流れていきます。
その効率を良くしていくためにオイルマッサージなどでリンパの流れを促します。
結果、オイルマッサージを行うことによって、リンパ節に滞っている古いリンパ液や老廃物を入れ替え、新しいリンパ液と交換することにより、体の免疫機能を高めるという大切な役割があります。
あなたのリンパはちゃんと流れていますか?
血液が流れることができるのは、心臓の拍動のおかげです。また、静脈血が心臓に戻ることができるのは、筋肉ポンプと静脈弁の働きによります。それでは、リンパはどのようにしてリンパ管内を運ばれるのでしょう。
リンパの流れは、末梢から中心に向かう流れしかありません。またリンパ管には静脈と同じような弁があり、これで逆流を防いでいます。そして、リンパの流れを作り出しているのは、いろいろな臓器の動きや骨格筋運動などです。
リンパ管は各組織に網の目のように張り巡らされ、合流して次第に太いリンパ管になります。最終的には、2本のリンパ本幹から静脈(鎖骨下静脈と内頸静脈の合流部)に合流します。(©看護rooより引用)
【リンパの流れ】
ここで、「ゆたの蒲田整体院」でオイルマッサージをしたことがある方は思い出してください。
オイルマッサージの順番として、ざっくりと
【うつ伏せ】足のつま先⇒ふくらはぎ⇒ふともも⇒背中⇒【仰向け】下半身⇒腕⇒胸(鎖骨)・腹
という順番でマッサージしていましたよね。これはまさにリンパの流れに沿って古いリンパ液を体中から集めている、ということを行っていたのです。
そしてリンパ液が最終的に集まるのが、鎖骨の下の部分になります(デコルテとも呼ばれています)。
ここから静脈に合流し、最終的に不要物を腎臓などでろ過して体外に排出している、というわけなんですね。
また、一部のお客様には、オイルマッサージ中に膝の裏や、そけい部、鎖骨の下などにリンパ節があるということをお伝えして、その部分をより丁寧にマッサージしていたと思います。
つまり、「ゆたの蒲田整体院」でオイルマッサージを行うことにより、リンパの流れを促進し、体内の浄化を行っているということがわかります。
まとめ
ちょっと難しい話になってしまいましたが、結局、「リンパの役割⇒体の警察みたいなもんで、ウイルスなどの除去をする体の免疫機能」があり、オイルマッサージを行うことにより、その機能のサポートを行っているということだったわけです。
よく、お客様には「整体」は筋肉に対してアプローチし、「オイルマッサージ」は体液に対して主にアプローチする、といったようなことをお話しすることがありますが、こんな意味があるんだなあ~、と思いながら受けていただけるとこれ幸いです。
とまあ、小難しい話をしてしまいましたが、いつも通りの結論「気持ちいいのが一番」。
オイルマッサージって基本気持ちいいですよね!?自分も好きです。そんな裏話もあるんだな~、と思いながら、身をゆだねていただき、ゆったりとリラックスしていただく時間を作れたらと思っております。
体にも心にも効果のある「ゆたの蒲田整体院」でお待ちしております!
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